カラコンにハードコンタクトレンズはあるのか?
コンタクトレンズにはハードレンズとソフトレンズの2種類があります。
しかしそれは普通のコンタクトレンズでの話であり、カラコンでは違ってきます。
結論から言うと、カラコンにはソフトレンズのものしかありません。
ではなぜカラコンにはハードレンズがないのでしょうか。
ここではその理由についてご紹介します。
ハードレンズでカラコンを作るのは難しい
カラコンは黒目部分や黒目と白目の境目の部分に色素がプリントされています。
そのため黒目よりもひとまわり小さいハードレンズでは物理的に作るのが難しいといえます。
昔はハードレンズのカラコンも存在していたようですが、現在日本では法律によって認められていません。
ハードレンズは初心者には不向き
ハードレンズはソフトレンズに比べて硬いため、初めて装着したときに違和感を感じることが多いものです。
この違和感はしばらくたたないと慣れません。
それに比べてソフトレンズは初めてつけた時でもそれほど違和感を感じることはなく、ストレスもありません。
カラコンには度なしレンズのものもあり、使用する方にはコンタクトレンズ初心者も多くいます。
そのため初心者でも扱いやすいソフトレンズの方がカラコン向きであると言えます。
またハードレンズは装着中にずれることがよくあります。
ハードレンズのカラコンをつけていたとして、それがずれるとカラコンの色素部分が黒目からずれてしまい見た目にもおかしいですよね。
ずれたときは痛みを伴うことがありずれたレンズを元に戻すのも大変なので、この点からもハードレンズは初心者向きとは言えません。
このようにレンズの大きさや装着時のトラブルを考えるとカラコンにハードレンズがないことは納得できます。
ここで一つ注意点として、普通の度入りハードコンタクトレンズを使用している人の中にはカラコンをその上に重ねてつけられるのではないかと考えている方がいるようです。
しかしそれは絶対にダメです。
度入りのカラコンを新たに購入するのはお金がかかると思っているようですが、重ねて使用するとまず違和感がありますしハードレンズが瞬きをするときに角膜に送っている酸素が送れなくなってしまい角膜が酸素不足になってしまいます。
カラコンをつけたいのであれば度入りのものを購入して用法を守って装着しましょう。
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